農業を辞めた後、トラクターやコンバインなどの農機具や畑、田んぼの土地をどうするかって大きな問題だと思います。
農機具は弊社のような中古農機専門業者にご依頼頂ければ解決策をお示しできると思いますが、土地は簡単には処分できませんよね?
土地の処分方法としては2つあります。
- 農地のまま売却
- 農地転用
農業には農地法という法律があり、田んぼや畑を手を入れて別の土地にしてしまうことができません。
ですので、基本的には専門家を通じて売却することになります。
土地のまま売却
一つ目の方法は近所の農家の人に売却すること。
土地を拡大したいと考えている農家の方なら、近くで農地が手に入るなら願ったりかなったりだと思います。
しかし、今のご時世で農業を拡大していきたいという農家はなかなか少ないので、売れる確率は低いかもしれません。
農地転用して売却
先程も述べた通り、農業には農地法という法律があり、農地を簡単に転用することはできません。
転用するには農業委員会か都道府県知事の許可が必要になります。
国が農業を守るために農地転用を簡単には認めてくれません。
農地のまま買取先が見つからない場合は、土地をそのまま放置するしかありません。
もちろん、農業を放棄したからといって土地がある以上は税金がかかります。
固定資産税は毎年発生します。
農地を放置して税金だけ支払ってるという方も世の中たくさんいるので、それも選択肢の一つかもしれません。
JAの方はこのような問題に強いので、何かしらの提案をして頂けるかもしれません。
農地の問題に関しては、まずJA(農協)の方に相談してみてください。