不要になった農機具を賢く売る方法!買い取り業者の選び方

不要になった農機具が納屋を占領しているから処分したい……そんなとき、まず思い出していただきたいのは「中古農機具はゴミではなく、財産である」ということです。

親の世代までしか使っていなかった農機具や、使わなくなって10年以上経ってしまった農機具などは、「業者でスクラップかな」と思ってしまうかもしれません。

しかし、それではせっかくの財産をみすみす捨ててしまうことになります。そこで、不要になった農機具を、損をせずに手放す方法をご紹介します。

不要になった農機具は捨てないで!

農機具が不要になるときは、さまざまな状況が考えられます。

自身が農家を営んでいたけれど、後継者がいないのでやめるというお宅もあります。

また親の代で農業はやめていたけれど、相続の段階になって不要な農機具が実家の納屋からたくさん出てきて困った、というお宅も、最近では少なくありません。

農地を借りて本格派の家庭菜園を楽しむ方もいて、普通の家庭にいろいろな農機具がそろっていることもあります。

それらの農機具が出てきて困ったら、まずは【ネットで査定】が基本です。

中古農機具はとても人気がある商品

本格的家庭菜園を始める方の増加や、若い人々のグループによる農業への新規参入、福祉施設の新規参入など、実は新しく農業を始める方々は少なくありません。

しかし、最初は資金もかかるので、農機具は「動けばOK」という方も多く、中古農機具は大変人気があるのです。

海外でも日本の中古農機具は大人気

海外では、日本の中古車が大変人気が高いという話を聞いたことはありませんか。

日本では一般車の場合、たいてい走行距離10万キロをひとつの基準として、多くの人が手放してしまいます。

それは日本では車検が法律で定められており、走行距離がかさむほど車検や保険、自動車税などお金がかさんでくるからです。

しかし車検というシステムがない外国では、日本の中古車を購入した人が20万、30万キロ走らせていることも珍しくありません。

それほど、日本の自動車は丈夫で長持ちするのです。

中古農機具も同様です

非常に便利な機能を備えていながら、丈夫で長持ちするため、日本ではあまり買い手がないような状態のものでも、海外ならどんどん売れるということはよくあります。

廃棄だなと思っても、まずは査定を

農機具を見慣れていないと、一般車と比べてはるかに傷や泥汚れが多いため、「これはちょっと売れないのでは」と感じてしまいがちです。

しかし、ちゃんとした中古業者に査定をしてもらえば、まだまだ使える農機具の可能性があります。

メンテナンスや整備さえ行えば、10年、20年単位で使える場合もあるのが、優秀な日本の農機具です。

一見して売れないだろうと感じても、まずは査定をしてもらいましょう。

 

中古業者を選ぶポイント

中古農機具を賢く売却するためには、中古業者を厳選することが必要です。たくさんある業者の中から、信頼できる中古農機具業者を選ぶためのポイントをご紹介します。

中古農機具の専門家がスタッフにいる

中古農機具の買い取り業者は、ネットで検索するとたくさんあることに驚かれるかもしれません。

それだけ中古農機具は、需要も供給もあるのです。

いろいろな中古農機具買い取り業者がある中で、より良い業者を探すときのポイントのひとつが、農機具の専門家がスタッフにいるという点です。

店舗にちゃんと整備場があり、資格を持った専門の整備士がいる店舗であれば、買い取った農機具をきちんと整備・メンテナンスしてから販売していることがわかります。

また中古農機具についての知識に精通していることも知ることができます。

中古農機具業者だからといって、すべてのお店に専門家がいるとは限りません。

サイトやお店の情報をしっかり確認し、中古農機具の専門家がいるかどうかをチェックしましょう。

無料で査定してくれて、追加料金がない

中古農機具の無料査定をうたっている業者はいろいろありますが、注意が必要です。

査定自体は無料でも、出張費や売却に至らなかった場合の追加料金などが、細かい字で書いてあるケースもあるからです。

サイトの無料査定の部分をきちんと読み、お住まいの住所でも無料で査定してくれるのか、売却に至らなかった場合も出費は発生しないのかをよく確認しましょう。

買い取り対象の農機具の種類が豊富

農機具の買い取り業者の中には、トラクター専門など種類が決まっているケースもあります。

納屋の農機具をすべて売却したい場合など、扱える農機具の種類が限られていると、見積もり・売却の手続きを何社にも渡ってしなければならないため、非常に面倒です。

その点、さまざまな農機具を買い取ってくれる業者であれば、納屋の中身を一掃できるため、手間もかからず結局出費も抑えられます。

取り扱っているメーカーが多い

取り扱っているメーカーが限られていると、やはり売れないことが多くなります。

農機具の種類同様、取り扱っているメーカーが多い方が、売却できる農機具も多くなり、手間が省けます。

買い取り実績がサイトでわかる

これまでの買い取り実績がサイトに画像付きで掲載されていると、自宅にある農機具が売却可能かどうかチェックしやすくなります。

また全く同じ機種を見つけられれば、どれくらいの需要があるのかも分かります。

買い取りに関する知識やFAQなどがサイトに掲載されている

初めて農機具を買い取ってもらう方や、農機具について全く知識のない方が訪れることもあるのが、中古農機具買い取りサイトです。

そこで、中古農機具の買い取りに関する知識やFAQなどが掲載されていると、顧客の立場に立ったサービスを行っていることが分かります。

また、顧客側からは中古農機具業者がどれくらい知識を持っているのか、誠意をもって顧客や農機具に対応しているのかなどを知ることができます。

買い取り業者の訪問査定で嫌な思いをしたことのある方に

買い取り業者の訪問査定では、嫌な思いをしたことがある方もいるかもしれません。

訪問査定の対象は、マイカーやピアノ、古いレコードや書籍、骨董など多岐にわたります。

電話をしたときは腰が低かったのに、品物を見たとたんに横柄な態度になる業者もいます。

他の業者と買い取り価格を比較したいと言ったとたんに、脅すような態度や「今すぐじゃないと査定料が発生する」と言い出すような業者も残念ながらいます。

一度断ったのに、しつこく電話を繰り返してくる業者もいるようです。

そんな体験を一度でもしてしまうと、訪問査定が怖くなってしまいますよね。

しかし今では、電話やLINEでも簡単に査定ができる業者が存在するのです。

今は電話やLINEで簡単に査定ができる時代だが・・・

今では電話で査定に必要な情報をやりとりしたり、LINEで査定依頼をしたりすることができる時代です。

 

 

また専用フォームを設置している業者ならもっと簡単です。業者に指示された情報を、農機具を見ながら入力し、必要な部分の写真を撮って添付すればOKです。

何かの訪問査定で嫌な思いをしたことがあって怖い、という方も、こうしたサービスを活用しながら信頼感を探っていくと安心できるのではないでしょうか。

ただし、写真だけでは、「正確な買取価格を伝えられないこと」も、また事実です。

良心的な業者は、電話や写真の段階では正確な買取価格を付けられないことを加味して、説明の上、低めの買取価格を伝えてきます。

一方、悪意ある業者は、電話では「高い買取価格」を提示してきます。しかし引取の段階になると、あれこれ理由を付けて20%以上も減額してくる例があるようです。

訪問買い取りの依頼は、実店舗を持っていて、身元のはっきりとした業者を選ぶことが何より重要です。

少しでも買い取り額をアップさせるための方法

我が家にある農機具を少しでも高く査定してもらうためには、ちょっとしたコツがあります。

実際に業者が査定に来たり、査定のための写真を撮影したりする前にしておきたいことをご紹介します。

日ごろからこまめにお手入れをし、メンテナンスや整備に出しておく

日ごろから農機具をこまめにお手入れし、メンテナンスや整備に出しておくことで、査定も変わってきます。

定期的に整備や点検を行っていた場合は、明細書などを保管しておききちんと管理していたことが分かるようにしておくと良いでしょう。

稼働時間にもよりますが、整備を怠らずに行っていた農機具は、10年~20年前のものでも値段がつくケースもあります。

適正相場をネットでチェックしておく

プロでなければ細かい査定は難しいのですが、いろいろなサイトをチェックしたりすることで、ある程度中古農機具の適正相場を知ることができます。

売りたいものが多岐にわたると大変ですが、大物1台の場合などは、適正相場を調べておくと安心ですね。

泥を落としホコリを払ってキレイにする

売却を考え、査定をすることになったら、農機具をキレイにしましょう。

 

 

トラクターや草刈り機など、泥や草などがベトベトついてしまうものは、泥を落としておくことはエチケットです。

古い農機具もクモの巣やホコリを払い、できるだけキレイにしておきましょう。

「農機具だから中古車査定のように掃除する必要はないだろう」と考えるのは誤りです。

汚れがひどいもの、特にアワーメーターや車台番号もチェックできないものは、査定に影響を与える可能性が大いにあります。

農機具によっては水をかけると故障してしまうものもあります。

水に強いものは水拭きをし、水に弱いものは乾拭きをかけておけば、パーフェクトです。

忙しくて農機具をキレイにする暇などない、という場合も、簡単に泥とホコリくらいは取り除いておくと、査定額を下げる要因をひとつ減らすことができます。

査定でチェックされるところをあらかじめ知っておく

泥を落としてある程度キレイになったら、査定でチェックされるところを自分でも確認してみましょう。

そのために、まずは査定でチェックされるところを知っておく必要があります。

 

・メーカー、年式、型番など

・アワーメーターの数値(稼働時間)

・エンジンの状態(かかるかどうか)

・オイルの漏れやタンクのひび

・前進・後退に問題がないか

・PTOの状態

・ライトは点灯するか

・アタッチメント

・くろーらーの状態

・タイヤにパンクやヒビがないか

・ロータリーの動作

・ホーンの状態

 

多くの業者では、上記の部分が査定のチェック項目になっています。

自分の目でも確認し、その部分をキレイにしておいたり、すぐにチェックできるようにしたりしておくと、査定がスムーズに行えるようになります。

使わない大型農機具はナンバー登録を解除しておく

大型の農機具はナンバー登録をして使用します。これまでずっと使っていたものを売却する場合はそのままでも大丈夫です。

しかし長らく使用しない農機具の場合は、もう使わないと決めた時点でナンバー登録の解除をしておくことをおすすめします。

農機具をナンバー登録したまま放置しておくと、それだけで毎年税金を支払う義務が発生します。

自動車税よりははるかに安いものですが、長い年月になるともったいない出費です。

長らく使わない大型農機具がある場合は、とりあえずナンバープレートがつけっぱなしになっていないかどうかをチェックしてみましょう。

もしもナンバーがついたままになっていたら、ドライバーを使って外し、印鑑と一緒に市区町村の役所に持参します。

そこで返還の手続きを行うと、届け出終了になります。

査定に業者が来てくれる場合は、業者に外してもらっても良いでしょう。

車台番号を確認しておく

査定で重要になるもののひとつが、車台番号です。

車台番号が読み取れなくなっているトラクターは、買い取りが不可能な場合も少なくありません。

車台番号は盗難対策にもなっており、車台番号が見えないということは、盗難車である疑いがかかってしまう可能性があるのです。

特に近年は車台番号の確認は非常に厳しいので、注意したいポイントです。

車台番号が消えていたり、読めない状態になっていたりしないかもう一度チェックし、その部分もすぐに確認できるようにキレイにしておきましょう。

優良業者で無料査定!業者選びのコツをおさえよう

まずは自身が売りたい農機具の適正相場をある程度調べておくことがおすすめです。

また信頼できる優良業者を、サイトがしっかりしているか、サービスが顧客本位か、多くの人が利用し満足しているかどうかなどを基準に探していきましょう。

現在は料金加算なしの無料査定、さらにメールフォームなどでの簡単査定が可能な業者も存在します。

忙しい中でも嫌な思いをすることなく、お得に気持ちよく農機具を売却できる業者選びのコツを知って、使わなくなった農機具を資産に変えましょう。

 

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